【嫌われる勇気】目的論と原因論

卓球以外にも趣味がありまして、

卓球していない間は割と読書をしています

 

これは知らなかった!おもしろい!

と思った本を備忘録として残します

 

 

今回の本は「嫌われる勇気」

2013年出版

世界で200万部以上売れてるベストセラー

堅苦しい雰囲気ではなく

アドラー心理学を提唱する「哲人」と

悩み多き「青年」の

対話形式で進むアドラー心理学を紹介する物語

https://www.amazon.co.jp/s?k=嫌われる+勇気&i=stripbooks&adgrpid=58707239252&gclid=EAIaIQobChMIrOTS36Hm7QIVK8EWBR0Y3gDjEAAYASAAEgKwi_D_BwE&hvadid=338584589414&hvdev=m&hvlocphy=1009540&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=3025162345485167724&hvtargid=kwd-333090598539&hydadcr=23546_11119855&linkCode=plm&tag=waciatdnd-22&ref=pd_sl_94urkvl1r4_e

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アドラーはフライト、ユングに並ぶ

心理学の3大巨塔といわれる一人のようですね

(3人共誰やねん)

 

 

「嫌われる勇気」これは非常におもしろかった!

内容が濃いのでとても1回では残しきれない、、

①目的論と原因論

②全ての悩みは人間関係

③課題の分離

3回に別れそうな予感

 

 

[目的論と原因論]

アドラー曰く、

全ての行動は「原因」があるから行動するのではなく

「目的」により行動している。

 

んーわかるようでわからない、、

 

イメージできたのは、

会社で先輩が上司にめっちゃ怒られてました。

ただ、内心「え、そんな怒鳴り散らす、、?」

みたいな内容で部署内に響き渡るように怒鳴ってた。

 

この時に感じたのが、

先輩がミスした事を怒ってるのではなく、

部署内の空気をピリッとさせたいんだ!

と背中で感じながら作業してました。

 

多分これがまさに「原因論」と「目的論」で、

上司の行動:ブチギレて怒鳴り散らす

✖先輩のミスがあったから[原因]

〇空気をピリッとさせたい[目的]

 

よく聞く話だし、これが目的論かなと思うと

大体の行動は目的論だと納得し、衝撃でした。

 

 

 

本書の中で目的論の例として、、

「青年」には自室に引きこもる友人がいる。

外に出ようとすると手足が震え、不安に襲われるそう、、

過去にどんな「原因」があったかはわからないが、

自然と自室に引きこもるようになってしまった、、

友人も今の自分を変え、外に出て社会活動に貢献する事を望んでいる。

しかし、「過去」にトラウマ級の何か出来事があり、

その結果引きこもるようになってしまった、、

→これは引きこもるという「結果」の前に「原因」を語る「原因論

 

アドラー心理学ではこれを否定します。

 

しかし、事実として友人は外に出たいと願うにも関わらず

外に出ることが出来ない

これは何故か。

ここで「目的論」で説明がつく

 

具体的な目的は様々あるかもしれないが、

引きこもるという選択をすることで、

・家族の注目を一身に浴びることが出来る

・外に出ると「その他大勢」になってしまう

・働けない環境を作り出したい

 

という目的が先に来て、引きこもるという「結果」となっている。

断じて、不安や恐怖という原因により引きこもっているのではない

 

というのが目的論

 

この話から学びを得るとすると、

・「トラウマ」なんてものは存在しない。

・人はいつだって変わることが出来る。

・今ここから幸福になることが出来る。

(幸福なんて胡散臭い言葉が出てきたのは置いといて、、

今回幸福の議論までは残しきれん、、)

 

 

ざっくりいくとこんなところ

目的論について、まだまだ語り足りない部分はあるけれど

 残りは本書を復習しましょう